紫外線照度測定

UVランプの照度のチェックとしては、通常照度計による管理が一般的です。一般の可視光用の照度計(カメラ撮影用途など。単位 ルクス lux。)とは異なり、紫外線用照度計は、波長別に照度計メーカーより販売されています。一部JIS化の動きは見られますが、完全な規格統一はなされておらず、メーカーによる差が大きいため、一定のメーカーの照度計を継続利用することが望ましいのが現状です。

低圧水銀ランプの照度測定としては、通常253.7nm波長測定のUV照度計を使用します。一般にUVランプの寿命は、使用開始後に初期値の80%ほどに低下し、その後はゆっくりと減衰していきます。そのためUV照射装置運用の際は、定期的に照度測定の実施を推奨します。

撮影対象装置:ASM1101N


UV照度計

UV照度計・光量計 UV-M03A

受光器 UV-SN25

株式会社オーク製作所製


照度センサー固定位置写真

照度計の受光部(センサー部)をステージ上に固定(受光部の位置が測定のたびに変わることが無いよう位置固定用の専用トレイがあると望ましい)。

写真:ASM1101N用9打点測定ステージ


UVセンサー固定例

各装置にはケーブルを取り回し用の切り欠きが標準で設けてあります。受光部と本体がセパレートのタイプでも測定可能です。


照度測定作業風景写真

紫外線を照射しながら照度を測定します。

機種によっては受光部(センサー部)は熱が加わると、正しい測定ができません。長時間連続での測定は避けてください。

照度計も取り扱っています。お気軽にご相談下さい。


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