当社UVランプの特長|UV洗浄表面改質とは

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当社UVランプの特長

1. ランプの種類と特性

低圧水銀ランプには熱陰極タイプと冷陰極タイプの2種類が存在します。電子放出方式の違いで分けられており、冷陰極は熱陰極と比べ発光効率が悪くなります。冷陰極タイプは単位密度が低く紫外線強度が低い事から、試験での結果を反映した実機以上での使用法に制限が有り、洗浄・改質用途には不向きであると考えられます。

当社の低圧水銀ランプは、熱陰極タイプを使用しています。

熱陰極タイプ冷陰極タイプ
ランプW数(単位密度)高い低い
UV強度(出力)高い(数十mW)低い(数mW)
ランプ寿命(※連続点灯条件下)6000時間10000時間以上
生産用途実用多数小型サイズのみ

2. 石英材の種類

 ランプに使用する石英ガラスの種類により、紫外線透過特性が変わり、ランプ性能が変わります。洗浄改質用途においては、185nmの短波長を効率よく透過させる 【合成石英製低圧水銀ランプ】 を使用する必要があります。

 

A.合成石英・・・高い透過性を持つ高性能石英
B.天然石英・・・185nm付近の透過率が50%程度
C.溶融石英・・・220nm以下の波長をカットします

 

当社の低圧水銀ランプは、合成石英を使用しています。
石英の種類と透過率

3. 低圧水銀ランプの寿命

 低圧水銀ランプは点灯(使用)を続ける事で、発光管内の不純ガスが増加し管壁が汚染され、UV照度の維持率が著しく減衰していました。弊社ではこれらの要因を抑制する為に、ランプの改良を行ない、寿命末期のUV照度を高く維持することが可能な長寿命シリーズのランプを開発致しました。これらのランプを使用する事により、処理量の増加やランプ使用本数の減少、安定した生産管理が可能なるなど、あらゆる面で効果を発揮致します。

UV照度維持率

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